一般社団法人日本トレーラーハウス協会(東京都台東区)は、「東日本大震災復興トレーラーハウス補助金」の申し込み受け付けを開始した。
同協会では、東日本大震災の発生以降、無償貸与を含め様々な利用形態のトレーラーハウスを被災地に提供してきた。設置するだけですぐに使用できるというトレーラーハウスの有効性・実用性が被災地で数多く確認されたことから、住居として利用する場合に一律50万円、事務所・店舗として利用する場合に一律30万円の補助を行う補助金制度を創設。今年度、来年度で1億円の予算を計上し、申し込み受け付けを始める。
対象者は、トレーラーハウスを導入しようとする個人または法人で、被災当時、認定被災地に居住または営業していた人のうち、個人については全壊・大規模半壊・半壊の認定を受けている人、法人については営業を証明する書類を持っている人。
補助対象となるトレーラーハウスは、同協会の加盟会社から今年7月1日以降に購入し、耐震年数5年以上のもの。
受け付け期間は2012年9月3日〜2014年8月29日。問い合わせは同協会の高橋氏まで。TEL03・5846・2170。
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