トーコー(奈良県生駒市)は、スレート・シングル用棟換気「高換気Swing」を5月6日に発売する。
風の力を利用して通気開口付近で負圧を発生させ、小屋裏内から屋外へと空気を排出する流れをつくる「サイドウィング換気構造」(特許出願中)を採用。
これにより、降雨量240mm/時、風速40m/sの散水送風試験条件をクリアし、大型台風やゲリラ豪雨に耐える高い防水性能を実現した。同時に、寄棟屋根のような短い棟でも十分な換気性能を確保。有効開口面積を従来品よりも33%向上し、438cm2/本(1Pタイプの場合)とした。
施工性も向上している。対応勾配は2.5〜8寸。
0.5Pタイプ(500mm、有効開口面積194cm2/本)9800円、1Pタイプ(1000mm、同438cm2/本)1万2000円、2Pタイプ(2000mm、同876cm2/本)2万1000円。防火仕様品も受注生産する。
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