国土交通省は4月18日、2022年度の地域型住宅グリーン化事業について、昨年度からの変更点や配分方法など実施予定の内容を整理し、公表した。公募開始時期は4月下旬頃としている。
昨年度事業からの主な変更点としては、▽ゼロ・エネルギー住宅型に「ZEH Oriented 」を新設、▽ゼロ・エネルギー住宅型(ZEH Oriented を除く)の長期優良住宅認定取得による補助額引上げ、▽加算メニューに地域住文化加算とバリアフリー加算を新設、▽高度省エネ型の性能向上計画認定住宅、優良建築物型、省エネ改修型を廃止、▽認定長期優良住宅、認定低炭素住宅の省エネ性能基準の引き上げ(本年秋頃予定)への対応として、引き上げ後の基準を満たすことのできない住宅に対する経過措置(9月30日までに交付申請した住宅が補助対象)――などを挙げた。
各グループへの採択の配分方針としては、①住宅のタイプごとの要望等を勘案して配分 ②ゼロ・エネルギー住宅型等については、断熱材、太陽光パネル等の荷重を見込んだ構造計算を実施して耐震性を確認したもの、または耐震等級2水準以上相当のものを優先配分(経過措置の対象を除く)――としている。
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