マイナビ(東京都千代田区)はこのほど、全国の民間企業などの人事担当者を対象に「中途採用状況調査」を実施し、その結果を発表した。
2021年に中途採用を行った企業の正社員の人手不足感は5割弱と、前年より大幅に緩和。一方で、企業規模や職種により過不足感には差が出ている。
中途採用者と自社とのマッチングの満足度については、6割超が「前年より満足・前年並みに満足」と回答。業種別にみると、「不動産・建設・設備・住宅関連」の満足度は63%(「前年より満足」が13.7%、「前年並みに満足」が49.3%)と、「IT・通信・インターネット」、「メーカー」に次いで高くなった。
2022年の中途採用の見通しは、「経験者採用は積極的だが、未経験採用は消極的」と「経験者採用は消極的だが、未経験者採用は積極的」との回答割合が過去最高となった。
調査対象は、従業員数3名以上の企業において、直近(2021年1~12月)に中途採用業務を担当しており、「採用費用の管理・運用」に携わっている人事担当者。有効回答数は1400件。
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