リンナイ(名古屋市)は、ハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE」のラインアップにガス熱源機・タンクユニット分離型の「ECO ONE X5(エコワン エックスファイブ、以下:X5)」を追加して6月15日に発売する。また、今回初めて、微細気泡によってお湯が白濁し心地いい入浴体験が得られる「マイクロバブルバスユニット内蔵モデル」も加えた。
エコワンは、電気ヒートポンプとガス給湯器を組み合わせ、優れた省エネ性が特徴の家庭用給湯・暖房システム。
最新機種のX5のヒートポンプには「ターボヒーティング」を搭載。お湯の使用量が多い時間帯に高効率なヒートポンプの給湯割合を高めることで、少ないタンク容量でも既存の100Lタイプと同等の性能を発揮できるようにした。従来のガス給湯暖房機と比べてエネルギー消費量を約39%、CO2排出量を約46%、年間給湯ランニングコストを約53%削減できるとする。
また、コンパクトかつ軽量(高さ125cm、重量26kg)なタンクユニットにより、都市部の狭小地にも対応。ガス熱源機を壁掛け設置してタンクユニットを分離設置すれば、既設の壁掛けガス給湯器の配管を利用することができる。さらに、タンク下の配管スペースを確保し、給水・給湯、暖房配管の施工性を改良している。
システム希望小売価格は税込81万3120円~。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。