建設業界のDXを目指すBRANU(ブラニュー、東京都港区)はこのほど、工事の受注から完了までの流れに対応できるツールとサービスをパッケージ化した「CAREECON mini(キャリコン ミニ)」をリリースした。
これからDXを推進していきたい建設中小企業向けのスターターパックで、同社が提供するノーコードWebサイト管理ツール「CAREECON Sites」、クラウド施工管理ツール「CAREECON for WORK 施工管理」、工事代金立替決済サービス「CAREECON × LAND DATA BANK」、建設業に特化したマッチングサービス「CAREECON」を利用可能。クラウド上で、集客・採用を目的としたデジタルマーケティング、現場の施工管理、協力業者や仕事のマッチング、売掛金早期現金化を行えるため、業務効率化や人材獲得、安定経営などを実現できるという。
建設中小企業は、業務ごとに複数企業のサービスやツールを使い分ける労力が大きく、契約したツールを活用できないと費用や時間が無駄になってしまうという考えから、DX推進が進まないとして同社は同サービスを開始。各ツールの機能を必要最低限に絞ることで、導入しやすい価格を実現した。最小限の運用コストで、効果を実感できるDX推進のスターターパックとなっている。
今後は、より本質的な事業課題の解消をサポートすべく、プロダクト間の機能連携の強化と新たなサービス開発を続けるとしている。
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