資源エネルギー庁は3月31日から、家庭用エアコンの新たな省エネ基準案に対するパブリックコメントを募集している。締め切りは4月30日。
総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会のワーキンググループが2月8日、家庭用エアコンディショナーの新たな省エネ基準に関する報告書を取りまとめたことを受けてのもの。
報告書は、家庭用エアコンの区分設定等を見直しなどを図り、次期省エネ基準は現行基準と比較して、最大34.7%(壁掛形4.0kW)の改善を見込んでいる。対象は現行基準と同様、家庭用エアコンのうち、壁掛形、壁掛形以外(天井埋込カセット形、壁埋込形、床置形等)、マルチタイプ。目標年度は壁掛形が2027年度、壁掛形以外とマルチタイプは2029年度とした。区分は現行基準から「寸法区分(寸法規定/寸法フリー)の撤廃」「仕様区分(一般地/寒冷地)の追加」の2点の見直しを行っている。
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