競合ではなく「協業」—。そんな言葉をまさに具現化した工務店4社のコラボ展示場が千葉市緑区に誕生した。強みや特徴が異なる各社がまとまった形で平屋を提案。地域工務店の価値の底上げや、それぞれが普段はあまり接点のない顧客層に出会えるといったシナジーが生まれている。技術解説では、マンション断熱リノベの手法、西方里見さんの床下暖房の考え方や設計のポイントを深掘りした。
51区画の “平屋タウン” で工務店がコラボ展示場
千葉県千葉市緑区の土気町で展開されている51区画の「平屋だけ」の分譲プロジェクトに、デザイン・性能など良質な家づくりにこだわる県内の工務店など4社がコラボして参画している。
エリア内のまとまった5区画に、1社が2棟、3社がそれぞれ1棟ずつの平屋の分譲(販売)型モデルハウスを新築。外構も含めてつくり込みながら、それぞれが “平屋暮らし ”を提案することで・・・続きはこちら
【完全解説】マンションリノベ「断熱改修」の効果的な手法
都市部における持ち家の選択肢としてマンションリノベーションが定着した。だがリノベーションに断熱改修が組み込まれる事例は少ない。九州大学芸術工学研究院助教の岩元真明氏が設計した「桜坂の自宅」を取材し、断熱改修の手法とその効果について紹介する。・・・続きはこちら
【西方里見】 床下暖房の考え方と設計のポイント
床下エアコン(床下暖房)は30年以上の歴史をもつ全館暖房の手法であり、実務者によるトライアンドエラーにより進化・発展してきた。その当事者である西方設計の西方里見氏への取材をもとに、床下暖房の歴史と基本的な考え方をまとめた。・・・続きはこちら
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