クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営するアンドパッド(東京都千代田区)と都市ガス事業を展開する東邦ガス(愛知県名古屋市)は、都市ガス導管事業の効率化に向けた「ANDPAD」の新プロダクト開発のための共同プロジェクトを開始した。
現在は、ガス管の敷設工事後、ガス管の位置情報を現地で測量し竣工図書を作成しており、その後、竣工図書をもとにマッピングシステム(導管網図)へガス管の位置情報を登録し、維持管理に活用している。今回、開発予定の新プロダクトでは、点群データを活用し、ガス管の埋設情報などのガス管敷設状況を3次元データとして取得し、竣工図書として活用することを計画。従来よりも素早く正確な情報取得が可能になるほか、管理の効率化にもつながるとする。
2022年度中に新プロダクトに関する要素技術の開発・実証実験を行い、十分な効果が確認できた際には、ガス導管に加え、水道をはじめとした他インフラへの展開も目指す。
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