パナソニックホームズ(大阪府豊中市)と学研ホールディングスのグループ会社である学研ココファン(東京都品川区)は、両社の共同開発による子育て世帯向けの戸建て住宅「KODOMOTTO(こどもっと)」の拡充を図り、4月13日からリニューアル発売すると発表した。
同住宅は、2015年にパナソニックホームズが開発・販売。2018年にパナソニックホームズと学研が「家族みんながいっしょに成長できる家」をコンセプトに「育ちの基盤」「育ちの意欲」「育ちの環境」を提案する、主に未就学児の知育を行う住宅としてリニューアルした。
今回リニューアル発売する「KODOMOTTO」では就学前後の子育て世帯をメインターゲットとし、「子どもの“学ぶ意欲”を育てる住まい」として、親子のコミュニケーションを活性化する「大空間のリビングダイニング」、協同作業ができる「家族のアトリエ」、居室やホールの「スタディコーナー」など、多彩なオープン空間を提案。また、学びの環境づくりとして、自然を感じられる室内グリーンを提案する。これら「空間」「環境」の提案は、同社の頑強な鉄骨構造と全館空調システム「エアロハス」により実現した。
リニューアルにあたり、両社は「子どもの学習環境」に関する実態やヒントを得るため、アンケートやヒアリングを実施。子どもの学習場所として、また親の在宅ワークや作業場所として自由に選べて使えるスペースが家じゅうにあること、さらにその場所で子どもが親に見守られて過ごすことが、学びや親子のコミュニケーションの活性化になることが見えてきたという。同住宅には、両社がこれまで培った強みに加え、これらのアンケート・ヒアリングの結果が生かされている。
建物本体価格は3000万円台(税込)~。初年度の販売目標は400棟。
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