2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震で、大きな被害に見舞われた北海道厚真町は4月6日、「ゼロカーボンシティあつま」を宣言した。宮坂尚市朗町長は「今後、公共・民間を挙げてのさらなる脱炭素の取り組みにより、持続可能な地域づくりを実現するため、2050年二酸化炭素排出量ゼロに挑戦する」としている。
厚真町によると、すでに様々な施策を展開。▽利用可能な自然資本を活用した太陽光・木質バイオマス発電施設整備による「防災力の強化」「公共施設群の再生可能エネルギー活用」「排熱利用による産業創出」を一体的に進めるエネルギー地産地消事業、▽被災森林の再生と森林管理による二酸化炭素吸収源の確保――などの取り組みを実施しているという。
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