工務店ネットワークのジャーブネット(事務局:アキュラホーム、東京都新宿区)は、6月21 日と22日の2 日間、京都で全国大会を開催した。主宰者の宮澤俊哉・アキュラホーム社長は、同社の準耐火建築物における不適合について謝罪。今年度の基本方針については、東日本大震災後にニーズが高まっている「安心安全」「環境配慮」による優良な住まいづくりの強化のほか、◇「永代家守り」「暮らし守り」の推進、◇連携による「ジャーブネットブランド」の構築、◇全社が「永代続く優良ビルダー」を目指すこと―の4つを重点施策として進めるとした。
同ネットワークは昨年度、新規募集は行わず、会員企業の底上げを重点に活動。会員数は350社と前年に比べ50社減った。ただし、会員1社あたりの平均棟数は20.1棟(アキュラホームの実績は含まず)と、前年の18棟から伸びた。
ネットワークの方針として、20棟以上の安定受注と、自己資本比率30%以上を目標としており、個々の会員の安定した経営の確立と事業連携による「ブランド価値向上」を、会員全社で図っていく。
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