「値上げの春」が到来している。昨年から建材・設備機器を中心とする製品価格の高止まりが続き、一部では現時点でも、供給制約が継続している模様だ。供給不足の資材代替品として需要が高まり、供給が鈍るケースも出ている。
本紙が直近2年以内に戸建て住宅を取得した生活者600人を対象にしたアンケートでは、資材ショック(木材・建材・設備機器の価格上昇、納期遅延)の影響を受けたのは、600人中114人で、全体の19.0%を占めたことがわかった。
原材料費や物流費、部品調達コストの上昇が止まらず、各社はこれまで生産性の向上やコストダウンなどの企業努力で価格を維持してきたが、費用の上昇分の吸収が困難となり、値上げに踏み切っている。こうした状況を受けて、新建ハウジングDIGITALは4月4日時点の主要建材・設備メーカー33社の価格改定をまとめた。詳細は以下の通り。
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