ナイス(横浜市)は、4月1日付で機構改革を行い、住宅事業本部に新たにリフォーム事業部を設置したと発表した。情報館(不動産仲介)、マンション、分譲住宅、注文住宅に加え、5事業部体制となる。
同社グループは、ナイスコミュニティーサービス(横浜市)ナイスリフォームプラザにおいて、マンションリフォームを中心としたリフォーム事業を行っている。今回のリフォーム事業部新設を機に、これまで培ったノウハウを生かし、住宅事業の5つ目の柱としてリフォーム事業に注力していくとした。
同時に、リフォーム事業の新店舗「ナイスのリフォーム」を、「ナイス住まいの情報館 鶴見西」(横浜市鶴見区)に隣接してオープンした。同店舗では、間取り変更や耐震・省エネ・断熱・バリアフリーリフォームなど、住まい方に合わせた提案型の中大規模リフォームに対応。不動産仲介など住まいの相談窓口「ナイス住まいの情報館」、マンション管理事業を行うナイスコミュニティー、既存マンションの買い取り再販事業を手掛けるリナイス、インター ネットサービスを提供するYOUテレビと連携し、リフォーム需要の獲得を図る。
修繕などの小規模リフォームは、ナイスコミュニティーサービスが対応し、住まいの相談窓口「ナイス住まいの情報館」では、既存住宅売買の相談の際にナイスのリフォーム担当者が必要に応じて同席し、顧客の課題解決に向けた提案をおこなうなど、グループ各社の役割を明確にし、グループ全体の業務効率化と営業体制を強化するとしている。
さらに、全国に木材流通ネットワークを構築する資材事業本部との連携により、良質な木材を用いた木質化リフォームを積極的に提案するなど、グループシナジーを最大化したリフォームを提供していく。
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