耐震等級3が当たり前に求められる時代。一方で地震力とは何か、建物にどのように作用するのか、その力に耐えるにはどのような耐震要素が必要なのか、耐震要素と間取りを整合させるにはどうすればよいか、という構造計画の基本について理解している実務者は意外に少ないのが現状です。
そこで、地震に強い木造住宅を設計するための構造計画のセオリーについて、初歩の初歩から図解を中心に紐解いていきます。
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開催概要
講師
實成康治 氏
ウッド・ハブ合同会社 代表
1971年岡山県津山市生まれ。東京理科大学工学部建築学科卒後、2004年銘建工業（株）入社。大断面木造の設計・施工に従事。2012年（株）タツミ入社。接合金物の開発に従事し、中規模木造対応金物テックワンP3プラスを考案。2015年ウッド・ハブ合同会社を創業。小林淑人氏、村上典子氏と3名で、木造専門の構造設計事務所として、中・大規模木造の構造設計や接合金物の開発、非住宅ビジネスのコンサルティングを行う。現在、「木質構造の設計情報を共有する会」（通称：木構造テラス）の代表理事も務める。
聞き手
大菅 力 氏
1967年東京生まれ。早稲田大学第二文学部中退後、木材業界雑誌の出版社を経て1994年に株式会社建築知識（現在の株式会社エクスナレッジ）に入社。月刊「建築知識」、季刊「iA」などの建築、インテリア専門誌の編集長を務める。2010年に退社。現在フリー。季刊「リノベーションジャーナル」（新建新聞社刊）の編集長を務める。主な著作に「リフォーム 見積り＋工事管理マニュアル」（建築資料研究社）、「世界で一番やさしい仕上材（内装編）」（エクスナレッジ）、「心地よい住まいの間取りがわかる本」（同）がある。
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