萩生田光一経済産業大臣は3月23~25日、フランス・パリで開催されたIEAの閣僚理事会に出席するとともに、ベルギー・ブリュッセルで欧州委員会関係閣僚などと会談し、ウクライナ情勢を踏まえたエネルギー安全保障の強化などについて意見交換した。
IEA閣僚理事会は31の加盟国と15の非加盟国が出席(一部はオンライン)。世界のエネルギー安全保障の確保や、クリーン・エネルギートランジションの推進等について議論した。さらに、ロシアによるウクライナ侵略を非難し、エネルギーを、国家安全保障を脅かす手段として利用してはならないことを訴える声明をまとめた。
理事会で萩生田大臣は、①エネルギー安全保障の強化に向けた各国の連帯、再エネや原子力を含めたエネルギー源の多様化、LNG等への投資の重要性、②エネルギー安全保障と世界全体でのカーボンニュートラルの両立に向けて、イノベーションや幅広い技術を活用したクリーンエネルギートランジションを各国の実情に応じた多様な道筋で取り組んでいくことなどを強調した。
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