MUJI HOUSE(東京都豊島区)はこのほど、4月1日から戸建て住宅において新設されるZEH水準の等級をクリアした住宅の引き渡しが、累計1500棟となったと発表した。
住宅のさらなる省エネ促進に向け、4月1日から住宅性能表示制度の省エネルギー等級の最上位として、ZEH水準の「断熱等性能等級5」「一次エネルギー消費量等級6」が新設される。無印良品の家は2015年から、外張り断熱と充填断熱を併せたダブル断熱+トリプルガラスサッシを標準仕様とし、「推奨」基準だったZEH基準を約30%上回る断熱レベルを達成。2021年には引き渡した住宅でUA値平均「0.46」、 BEI値平均「0.70」を実現しており、今回新たに設定された最上位等級をすでにクリアしているとした。また、すべての建物でSE構法を採用、「耐震等級3」の耐震性を確保している。
無印良品の家は、2004年発表当初から当時の次世代省エネルギー基準の最高等級を上回る温熱性能を全棟に採用し、その後の長期優良住宅認定制度(2009年~)や地域型住宅ブランド化事業(2012年~)などの新制度にも、標準仕様のまま認定されてきた実績を持つ。
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