経済産業省は3月25日、住宅用太陽光発電(10kw未満)による電力の2022年度の買取価格を、2021年度より2円安い17円/kWhとすると発表した。2023年度は16円/kWhとする。
事業用太陽光発電のうち、10kW以上50kW未満は22年度11円/kWh、23年度10円/kWh。50kW以上(入札対象外)は2022年度10円/kWh、2023年度9.5円/kWh。なお、FIP認定で1000kW以上、FIT認定で250kW以上1000kW未満の買取価格は入札で決定する。2022年度の入札回数は4回で、上限価格はそれぞれ10.00円、9.88円、9.75円、9.63円(既築建物への屋根設置の場合は入札免除とし、買取価格は10円)。
また、今年5月から来年4月検針分の電気料金に適用される2022年度の賦課金単価は1kWh当たり3.45円に決定。1カ月の電力使用量が260kWhの需要家モデルの負担額は月額897円(+24円)、年額1万764円(+288円)になる計算。
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