東急(東京都渋谷区)は、外泊すると家賃が下がる多拠点生活者向けの賃貸住宅「Re-rent Residence(リレントレジデンス)」の第2弾となる「Re-rent Residence 押上」を開業した。
同物件は、物件オーナーから賃貸住宅・ホテルアセットを借り上げ、物件オーナーに安定家賃保証、空室保証を提供するサブリース事業による形態での初の出店となる。今後も同形態での展開を拡大していく。
「Re-rent Residence」は、入居者が外泊時に自分の部屋をホテルとして貸し出すことにより、家賃が外泊数に応じて減額する「リレント機能」を特徴とする賃貸住宅。外泊日の一定期間前までにアプリ上で申請することで家賃が減額される。入居者が外泊する際は、自己所有物を鍵付き収納に保管後、運営スタッフが清掃を行った上で、部屋の貸し出しを実施するため、宿泊者は通常のホテル同様に宿泊ができる。物件の運営はUnito(東京都千代田区)が行う。
なお、昨年6月に開業した「Re-rent Residence 渋谷」は、6部屋の募集に対して、約5倍の32件の問い合わせがあったという。郊外や地方に拠点を持ちつつ、ビジネスの場として都心の拠点も必要としている人を中心に好評だという。
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