日本ユニシスグループのグリーンデジタル&イノベーション(東京都江東区)は、建築設計士を対象として、国産木材を使用し、高性能・高品質でありながらリーズナブルな価格に抑えた「キイノクス住宅」のモデル設計案の公募を開始した。5月22日まで募集する。
「キイノクス住宅」は、工務店が建てる規格部分と自由設計部分からなる木造住宅。国産木材の流通・利活用を、多様な分野の企業共創により推進する「キイノクス・プロジェクト」が展開するもので、「国産木材を使用」し、「高性能・高品質」、「ある程度のカスタマイズ自由度」があるのに、「リーズナブルな価格」での住宅建築が実現できるとする。公募で採用した住宅モデルの設計案をベースに、同社が「キイノクス住宅」の設計プランを作成し、同社が提供する木材流通プラットフォームサービスと組み合わせて、地域工務店に提供していく。モデル設計をもとに、工務店が構造に影響ない範囲で見た目に関わる部分をカスタマイズしながら、在来工法で建てることが前提。
公募の概要はこちら。選考結果の発表は7月上旬を予定している。
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