新潟県内で、HEAT20・G3、耐震等級3(許容応力度計算)の性能を備え、県産材・国産材を積極的に活用した住宅を、コラボシリーズに位置付けて展開しているネイティブディメンションズ一級建築士事務所(新潟市)代表の鈴木淳さんとサトウ工務店(三条市)代表の佐藤高志さんは、このほど全国の工務店などに向け、「G2・G3住宅はこうつくる」をテーマとするオンラインセミナーを開催した。工務店、設計事務所、建材メーカーなどから参加があり、リアルタイムの視聴者数は380人を超え、注目の高さをうかがわせた。
セミナーの冒頭で佐藤さんは、2025年の省エネ基準の適合義務化、住宅性能表示制度における省エネ上位等級の創設、2030年の省エネ基準のZEHレベルへの引き上げといった住宅施策の見通しに触れながら、「いま、われわれ(工務店)がすることによって未来(の人々の暮らし)が決まる。いまつくる住宅が50年、60年残っていくことを想定した時に、そこそこの性能で本当にいいのか考えながら、みんなでもっと高みを目指したい」と視聴者に訴えた。
鈴木さんもカーボンニュートラルの重要なカギを握る家庭部門のCO2排出量削減に向けて「地域工務店がみんなで頑張る必要がある」と語った。そのうえで鈴木さんは・・・
⇒ この記事は定期購読者限定の記事です。続きは、最新号『新建ハウジング紙面 3月20日号 9面』に掲載しています。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。