永大産業、7月1日からシステムキッチン、バスなど値上げ

永大産業（大阪市）は3月22日、システムキッチン、洗面化粧台、システムバスなどの各種製品について、一部の製品を除き、カタログ掲載価格を7月1日受注分から改定すると発表した。価格改定率は5％～15％。同社では今年1月にも、床材や室内ドアなどのカタログ価格について4月1日から改定すると発表している。

木質材料や石化製品、金属をはじめとする原材料価格と運送費の高騰で製品の調達コストが著しく上昇する中、生産性の向上や経費削減などを行いながら全社をあげて価格の維持に努めてきたが、自社努力のみでは現状価格を維持することが難しくなった。

対象製品と改定率
▽各製品・部材に含まれるカップボード、周辺部材、オプション等も対象。▽システムキッチンの「ゲートスタイルキッチンS-1」、「ピアサスS-1ユーロモード」のキッチン本体（天板、キャビネット等）は対象外。▽本体以外の設備機器、取付・設置費は価格改定の対象。▽洗面化粧台のアクアージュラグゼは対象外

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