東芝は6月25日、停電時でも運転を継続できる自立運転機能付き家庭用燃料電池「エネファーム」を開発したと発表した。こうした機能は世界初という。東芝燃料電池システムから販売元である都市ガス会社やLPガス販売会社向けに同日出荷を開始した。
新製品は、バッテリーを必要としない自立運転機能を搭載したモデル。エネファームが発電中であれば、停電時でも運転を継続できる。停電が発生した場合でも自立運転時の専用コンセントを介して、テレビやノートパソコン、電気スタンド、扇風機などが継続利用できる。
また、自立切り換えボックスを設置すれば、停電時でも貯湯ユニットからの給湯が可能。
自立運転時の供給能力が700Wと350Wで自立切り換えボックス搭載、非搭載タイプの計3機種。
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