東京電力ホールディングス(東京都千代田区)とダイヤゼブラ電機(大阪市)は、太陽光発電・電気自動車・蓄電池の3電源を制御するパワーコンディショナ、V2Hユニット、蓄電池ユニットを組み合わせた「多機能パワコンシステム」を共同開発した。
PVの発電量に応じて蓄電池やEVへの充放電をパワコンが制御することにより、非常時にさまざまな電源から家庭内に電力を継続的に供給できるシステム。
V2Hユニットには、ダイヤゼブラ電機の特許技術により、薄型(198mm)・軽量(約60kg)を実現し、停電時にはEVから5.5kWの電力を供給。蓄電池ユニットには東芝製チタン酸リチウムイオン電池(26Ah)を採用し、高い安全性と長寿命(20年で蓄電容量70%以上)を確保した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。