建材や設備機器の値上げ、納期遅延が相次いでいる。木材も、国際情勢の影響で価格の上昇や調達困難が予想されている。新建ハウジングではこのほど、直近2年以内に戸建て住宅を取得した生活者600人を対象にしたアンケートを実施し、資材ショックの影響についても調査。約2割が資材ショックの影響を受けたことが判明した。
資材ショック(木材・建材・設備機器の価格上昇、納期遅延)の影響を受けたのは、600人中114人。全体の19.0%を占めた。回答者の住宅取得は直近2年間なので、新型コロナ感染拡大初期に発生した設備機器の納期遅延や、昨年のウッドショックなどの影響も含まれると思われる。
具体的な影響としては、工期・引き渡しの遅延が51.8%でトップ。2人に1人が、工期や引き渡しの遅れを経験している。着工の遅れも35.1%を占める。次いで費用の問題が大きく「実際の費用が予算を・・・
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