淀川製鋼所(大阪市)は3月18日、「ニューノーマルの暮らしをデザインする」をコンセプトに新デザインブランド「YODOKO+(ヨドコウプラス)」を立ち上げ、第1弾商品としてポータブルな開閉式の書斎「HOME OFFICE(ホームオフィス)」の販売を開始した。
新ブランドでは、テレワークやおうち時間が増加したことで高まっているインテリアやエクステリアを工夫したいというニーズに対応。収納に関するさまざまな提案を行ってきたヨド物置の思想を取り入れることで、居住空間のスペース不足を解消するとともに、機能とアイディアであらゆる場所に快適なマイスペースを確保する。
第1弾商品の「HOME OFFICE」は、スーツケース型の開閉式の書斎。キャスター付きで、好きな場所に椅子を持ち込んで開けば、デスクと本棚、仕切りを備えたプライベートスペースが完成する。素材には、3層のサンドイッチ構造を持つ高品質のアルミハニカムパネルを使用。厚さ6mmで軽量かつ高い剛性を実現するとともに、美しいシルバー色とニュートラルな質感で仕事や趣味に集中しやすい環境を提供する。
大容量の収納スペースを確保できるほか、大切な書類等を守る鍵や、鞄やハンガーをかけられるフック、電源コードを通す丸穴が備えられている。端を丸く仕上げる特殊加工で、四角が主流のアルミハニカムパネル製の家具に曲線を採用。デスクや脚元の棚に曲線を取り入れた。デザインは、アルミ家具デザインのエキスパートであるATELIER OPA(アトリエ オーピーエー)の鈴木敏彦氏。
閉じたサイズが幅90cmの「HOME OFFICE 900」は税込価格32万7800円。閉じたサイズが幅75cmの「HOME OFFICE 750」は税込価格29万4800円。組み立て式。3月18日から予約開始、3月末から順次出荷予定。
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