東邦レオ(大阪府大阪市)は、築20年超の集合住宅における外構共有部の有効活用とコミュニティの活性化を目的にした低コストな外構改修サービス「みんなでリノベ」の提供を7月1日から首都圏で開始する。
新サービスは、同社の専門スタッフの誘導のもと、集合住宅の居住者が参加して共同作業することで費用を抑えた外構リノベーションを行うもの。管理組合や居住者の利用イメージに合わせてテラス・菜園・庭の3つから改修プランを選ぶことができる。
同社が過去10年で500件以上の実績から培ってきた庭園工事ノウハウを活用して、プランニングから竣工まで対応。専門知識や特殊工具を必要とする工種では、同社の工事スタッフが担当し、ペンキ塗り、テーブルやベンチの組み立て、土の移動など初心者でも参加できる軽作業を居住者が担当する。居住者の参加可能な作業に応じてコストダウンできるしくみになっており、たとえばテーブルセットの組み立て・ペンキ塗りで3%、ウッドデッキの床板の取り付け作業でさらに12%といった割り引き率が適用される。シミュレーションでは、工事費・材料費の両方で最大30%のコストダウンが可能という。
また、住民同士のコミュニティ創出もねらいのひとつで、DIYが得意な人、植物の植え替えが得意な人、話上手な人―というように共同作業を通じて住民の人柄や特技を知り交流を深めるとともに、個性豊かな共有部を居住者の手でつくりあげることができる。
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