建設物価調査会(東京都中央区)は3月10日、建設物価建築費指数(2011年に東京で建築された建物の平均を100とする)の2022年2月分をまとめた。
住宅(木造)の工事原価は131.7(暫定)で前月比 0.1%増(+0.2ポイント)、前年同月比14.3%増(+16.8ポイント)。純工事費でみると134.2(暫定)で前月比0.1%増(+0.2ポイント)、前年同月比14.3%増(+16.8ポイント)となっている。
純工事費指数の前月比 0.1%増に対する主要細目の寄与度は、プラス寄与は、「上記以外の建築細目」+0.14、木工が+0.01。マイナスの細目は無かった。また、対前年同月比14.3%増に対する寄与度は、木工+12.04、「上記以外の 建築細目」+1.58、鉄筋+0.21、衛生配管+0.20、電線・ケーブル+0.15等。一方、鉄筋加工組立が−0.01だった。
そのほか、集合住宅(RC造)の工事原価は128.0(暫定)で前月比0.1%増、前年同月比4.7%増。純工事費が128.8(暫定)で前月比0.1%増、前年同月比4.9%増。事務所(S造)の工事原価は125.9(暫定)で前月比0.0%増、前年同月比6.4%増。純工事費で は126.4(暫定)で前月比0.0%増、前年同月比6.5%増。工場(S造)の工事原価は126.4(暫定)で前月比 0.0%増、前年同月比6.3%増。純工事費は127.0(暫定)で前月比0.0%増、前年同月比6.5%増となっている。
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