国土交通省は3月11日、「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」の2021年度第3四半期受注分を発表した。リフォーム・リニューアルの受注高は前年同期比21.6%増の3兆1581億円。このうち住宅は17.1%増の1兆332億円、非住宅は23.9%増の2兆1249億円となった。
住宅を工事種類別に見ると、増築工事が50.4%増の120億円、一部改築工事は15.2%増の200億円、改装・改修工事が31.1%増の8397億円。維持・修理工事が16.7%増の1614億円となった。
住宅の用途・構造別では木造戸建てが4532億円(5.0%減)、コンクリート系構造の共同住宅が4368億円(54.2%増)の順に多い。発注者は個人6252億円(0.8%減)、管理組合1678億円(93.6%増)の順となっている。
工事目的別の受注件数(複数回答)は、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が153万6151件(8.5%減)、「省エネルギー対策」が6万6361件(27.6%減)の順に多い。工事部位別(複数回答)では「給水給湯排水衛生器具設備」が47万9552件(27.0%減)、「内装」が35万7137件(7.2%減)の順に多かった。
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