「エコウィル」の排熱利用給湯暖房ユニットを開発したノーリツ(兵庫県神戸市)と、「エコウィル」のガスエンジン発電ユニットを開発した本田技研工業(東京都港区)は、社団法人日本ガス協会主催の「平成24年度 技術大賞」を共同受賞、6月14日に開催された同協会の第60回通常総会式典にて表彰式が行われた。
受賞理由は両技術の新規性および効果。
ノーリツが開発した排熱利用給湯暖房ユニットの「新規性」としては、[1]機器の薄型化に際して小型90Lタンクを採用し、蓄熱を暖房に有効活用する技術により年間エンジン稼動時間を約1割向上したこと 、[2]発電ユニットとともに薄型化を図り、設置奥行寸法を従来の950ミリ650ミリにしたことーなどが挙げられた。また、光熱費メリットを向上させるとともにCO2削減に貢献したことが「効果」として評価された。
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