長引くコロナ禍で、対面でのイベントが開催しづらい状況が長く続いている。イベントを関係構築の主な手段としていたクリエすずき建設(千葉県柏市)は、コロナ禍で顧客や地域との関係を強化、再構築するため、スズメをモチーフにしたマスコットキャラクター「すずちゃん」を発案。事業再構築補助金などを活用してつくったぬいぐるみを、見込み客などに配布し、自社を「思い出してもらう」きっかけづくりに取り組む。
社長の鈴木一功さんは、以前の同社を「リアルイベントが得意な工務店」だったと表現する。地域の人々を集めた流しそうめん大会で、600人以上を集めた経験もある。しかし、コロナ禍でリアルのイベント、特に飲食を伴うものがほぼ開催不可能に。
同時期に、会社も大きく変化した。2019年、受注は好調だったが、仕事量が増えクレームも増加した結果、一部の社員が退職。鈴木さんは退職者を出してしまったことを悔い「残ってくれたスタッフの良さを尊重しよう」と考えた。
そんな状況下で・・・
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