GOGEN(ゴゲン、東京都渋谷区)はこのほど、不動産売買に特化した電子契約サービス「RELEASE(レリーズ)」を開発した。6月以降、本格的なサービス展開を行う。同サービスを通じて不動産取引をオンライン化し、不動産売買に関わる事業者のDXを推進する。
電子契約に不慣れでもスムーズに導入できるよう、シンプルで使いやすさを重視した設計。5月の宅地建物取引業法改正とそれに伴う国土交通省の運用方針等に準拠しており、不動産業務に最適化してあるのが特徴。電子署名を実施する書類に加え、捺印が不要な書類やその他関連書類も、物件・案件ごとに整理して管理・閲覧・ダウンロードが可能。使用中の社内システムと独立して運用できるため、既存業務に干渉することなくすみやかに利用を開始できる。顧客向けの専用画面では、契約の事前案内から契約書の受け渡しまで対応。締結書類を専用画面で確認でき、売買契約時の印紙代も不要になるため、取引時における顧客の安心感、満足度を向上させるとする。
電子署名の実施は、メガバンクの厳格なセキュリティ基準で運用されているSMBCクラウドサインとAPI連携。契約書などの保管書類は、全てSMBCクラウドサイン内のストレージに格納、一元管理されるため、セキュリティリスクを軽減できる。利用の際は、原則として別途SMBCクラウドサインの契約が必要。
基本利用料は5500円/月~(税込)。事前登録した場合は、3カ月間基本利用料が無料。さまざまな特典も用意している。事前登録はこちらから。
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