新建ハウジング最新3月10日号のトップ記事は、すぎはら建築工房(富山県南砺市)の社長・杉原賢磁さんが昨年2月、HEAT20・G3を超える高断熱な自宅「松原の家」を、自ら設計して市内に建築した事例を特集します。
同社の標準はG2超。今回は標準の断熱仕様を生かし、付加断熱や屋根の仕様などを変更してG3を現実的なコストで達成。普段はあまり取り入れない手法や建材を多数採用し、結果を今後に生かすとともに、住まい手の立場で高性能の効果を確認しました。まさに「実験」的にチャレンジした事例と言えます。小規模工務店の“働き方改革”にも有効なツールを活用するなど、持続可能な家づくりに取り組んでいます。
4面の住宅ライター大菅力さんによる連載「最小人数で生き残るnano工務店の経営術」で、今回取材したのは、彩颯建築工房 (鹿児島県姶良市)代表の大戸洋一さんです。同社が実現する「設計と施工管理を突き詰めた王道路線」とは一体何なのか。nano工務店のあり方を再確認するとともに、大戸さんへのインタビューを通じて、その王道を貫く同社の家づくりを深掘りします。
鷲見製材(岐阜市)石橋常行社長の連載「家はつくらない 心豊かな人生をつくる」では、自社の取り組みを交えながら、社員が圧倒的“当事者意識”をもつ必要性と、その人材育成論について語ります。
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