大林組(東京都港区)は3月1日、カーボンニュートラルに対する多様なニーズに対して、迅速に総合的かつ効果的なソリューションを提供するための新たな部署「カーボンニュートラルソリューション部」を設置した。営業総本部の配下とし、人員は13名(予定)で構成する。社会的な脱炭素への関心の高まりで、顧客のカーボンニュートラルへの要望が増加、多様化しているのを受けたもの。今後、蓄積した経験と知見を集約し、社内の関係部門を横断的に取りまとめることで、全国の顧客からの要望に迅速に対応していく。
同社ではこれまでも、脱炭素社会の実現に向け、低炭素型のコンクリートの実用化やZEBの達成、高層純木造耐火建築物の施工や建設資材が内包する二酸化炭素量の定量化の実証などを行ってきた。また、再生可能エネルギー発電事業、蓄電や水素製造・貯蔵などの取り組みも行っている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。