パナソニック エレクトリックワークス社(大阪府門真市)は、高圧ナトリウム灯やメタルハライドランプなどの高輝度放電灯(HIDランプ)の生産を終了する。商品受注は2023年9月30日、出荷は2024年3月31日をもって終了となる。
パナソニックは、2018年3月にHIDランプ用照明器具およびHIDランプ用安定器の生産を終了したが、公共性の高い多くの施設でHIDランプ用照明器具が採用されていたため、HIDランプの生産を継続してきた。近年、市場規模縮小に伴い、主要材料のサプライヤの事業撤退が相次いだため生産継続が困難となっていた。
対象品番は、高輝度放電灯(HIDランプ)全品種・全品番 計172品番、メタルハライドランプ 81品番、セラミックメタルハライドランプ 36品番、高圧ナトリウム灯 55品番。
今後は、工場や街路灯などの照明分野においてもLED照明器具へのリニューアル提案を積極的に行う。あらゆるタイプのHIDランプ用照明器具を代替できるよう、LED照明器具の品ぞろえを強化。省エネ性能以外にも、LEDの特性を生かした、優れた機能を有する照明器具を展開していく。
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