ノーリツ(兵庫県神戸市)は、脱炭素社会の実現に向け、2030年・2050年までのCO2削減目標を改定したと発表した。
同社では2020年にパリ協定に整合した環境目標を公表したが、全世界での対応が加速し、日本政府が2050年のカーボンニュートラル実現の方針を打ち出したことを受け、このほど新たな目標を設定。2030年までに国内事業所によるCO2排出量を50%削減(2018年比)、国内で製造・販売する製品使用時のCO2排出量を30%削減(2018年比)することを目指す。さらに、2050年には海外を含む事業所・製品による排出量を実質ゼロ化し、カーボンニュートラルの実現を目指す。
CO2削減目標の改定により、次世代型給湯機の開発とカーボンニュートラルガスや水素の活用を踏まえた対策など、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みをさらに加速させていく。
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