三菱UFJフィナンシャル・グループ(東京都千代田区)は、大阪府による最先端のカーボンニュートラル(CN)技術開発・実証事業に対し、2022年度に5億円の寄付を行うと発表した。支援対象事業は、電動船の開発・運航、放射冷却素材の活用、ごみからの水素製造、バイオプラスチック製品の開発及び供給システムの構築など。
同社では、水素社会の実現を目指す「H2Osaka ビジョン推進会議」での大阪府との対話を経て、大阪府の燃料電池バス導入促進事業へ寄付を実施するなど、大阪地域での水素サプライチェーンの構築・CN推進の支援に取り組んでいる。また、2021年5月には「MUFG カーボンニュートラル宣言」を発表しており、自社のパーパス(存在意義)を「世界が進むチカラになる。」と定め、脱炭素に向けた取組みを加速させている。
今回の寄付により、大阪府の「進むチカラ」を支援するとともに、引き続き持続可能な社会の実現に貢献していくとする。
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