「家相」や「風水」は昔の人々の長年の生活体験や知恵に由来することが多く、必ずしも現代にそのまま当てはまるわけではない――エコハウスの設計に長年取り組み、数多くの経験から導き出した設計の法則と住まい方を、設計者の視点でわかりやすく解説。これから家づくりをする人に向けては「建てる」、豊かに暮らすための住まい方や設備の選び方については「暮らす」の2章立てで、家づくり(設計)だけではなく住まい方にも焦点をあてた松尾和也氏渾身の書き下ろし。
・どんな間取りにすれば冬暖かく、夏涼しくなるのか?
・敷地から何を読み解いて設計をするのか?
・日あたりのよい場所はどうやって見つけるのか?
・冷房器具、暖房器具は何を選べばいいのか?
・適切な温度、湿度設定とは?
・マンションを購入するならどの部屋を選べばいいのか?
・カビやダニを増やさず健康的に暮らすにはどうすればいいのか?
など、どんな家なら「お金」で失敗せずに「健康」に暮らせるのか、情報過多な時代にデータや経験に基づいた「知らないと損をする」情報に特化しました。家づくりを検討される方のみならず、温熱環境を改善したい方、プロの設計士や住宅設計を志す学生にもおすすめです。
\電子書籍〔Kindle版〕5月17日発行/
【Contents】
はじめに
建てる
1.お金と健康を左右する2大要素
2.暖かく、涼しく、経済的な住宅にする法則
3.室内温度と光熱費は日射量がカギ
4.家の方位と窓の向き
5.「太陽に素直な設計」を考える
6.暖房費が高くなる間取り/ 形が光熱費を左右する
7.うまい設計者はどう設計するのか?
8.日当たりのよい場所の見つけ方
9.吹抜けはあり? なし?
10.冷暖房費を大きく左右する窓の設計手法
11.玄関ホールは小さく閉じる
12.太陽光を設置しなければ損をする時代に
暮らす
13.集合住宅を選ぶ大事なポイント
14.まずは窓から補強する
15.健康とお金を左右する冷暖房器具の選び方
16.エアコンの容量選定と再熱除湿の重要性
17.窓は開ける?閉める?
18.絶対湿度計の読み方
19.理想的な加湿器の選び方
20.夏と冬は室温を何℃にするべき?
21.家計を大きく左右する給湯器の選び方
高断熱住宅 基本のきほん
おわりに
著者について 松尾和也(まつお・かずや) 一級建築士・松尾設計室代表。1975年兵庫県出身。「夏涼しく冬暖かい住宅を経済的に実現する」ことをモットーに住宅設計を多数手掛けるほか、エコハウスに関する執筆や講演、技術指導を積極的に行う。YouTubeでも家づくり情報を配信。著作に「ホントは安いエコハウス」(日経BP)、「エコハウス超入門」(新建新聞社)、「これからのリノベーション断熱・気密編」(新建新聞社[共著])などがある。 |
■媒体概要
発行日:2022年3月17日
ISBN978-4-86527-121-8
ページ:140頁
定価:1980円(本体1800円+税10%)
\30~99冊で10%、100冊以上で20%OFF!/
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