カネカ(東京都港区)は3月1日、太陽電池製品の販売価格を4月1日の見積もりから改定すると発表した。値上げ幅は現行価格の20%以上で、住宅用太陽電池、非住宅用太陽電池のすべての製品が対象。
太陽電池の主原料となるシリコンウェハの価格が世界的なシリコン原料不足で高騰しているのに加え、高透過ガラスなどその他原材料価格や物流費の上昇が同社の事業収益を圧迫。クリーンエネルギーの社会実装を加速させるべく、これまで製品価格への転嫁を行わなかったが、今後の安定した製品供給のため価格改定を実施せざるを得ないと判断した。
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