環境省は6月18日、家庭や事業者がリース形式で低炭素機器を導入する際に補助を行う「家庭・事業者向けエコリース促進事業費補助金」で、節電効果の特に高い低炭素機器に限定して、補助率を現行の3%から5%へ引き上げると発表した。
政府が節電目標を示したことを受けての措置で、太陽光発電設備や風力発電装置、太陽熱利用機器、地中熱利用設備などが対象(下参照)。6月25日以降の契約分から適用される。
東北3県については、補助率は引き続き10%。
すでに、リース契約済みの対象機器について、さかのぼって今回の補助率の引き上げを受けることはできない。
補助率が5%となる機器は以下の通り。
◇太陽光発電設備◇風力発電装置◇水力発電設備 ◇太陽熱利用装置◇地中熱利用設備◇熱電併給型動力発生装置◇高効率電動機◇高効率変圧器◇高効率切削加工機◇高効率研削盤◇高効率特殊加工機◇高効率液圧プレス◇サーボ駆動式機械プレス◇高効率鍛造機◇高効率業務用厨房機器 ◇省エネルギー型ダイカストマシン◇高効率業務用エアコンディショナー◇氷蓄熱式空気調和機◇高効率業務用冷凍冷蔵庫◇高効率ショーケース◇高効率業務用ガス給湯器◇高効率照明器具◇燃料電池設備◇発光ダイオード照明装置
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。