国土交通省は2月25日、1月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種の過不足率は1.1%の不足となり、昨年12月と比べ0.7ポイントと不足幅が縮小。前年同月(0.5%不足)比では0.6ポイント不足幅が拡大した。
職種別の状況では、型わく工(建築)と左官が過剰、電工が均衡、それ以外の職種で不足。特に鉄筋工(建築)の不足率8.0%が最も大きく、不足率の対前年の増加幅が大きくなっている(0.4%→8.0%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2022年1月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1548店・社の手持現場9408カ所、一般工2万3962人を対象に調べたもの。
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