ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)のグループ会社Casa robotics(カーザロボティクス、群馬県高崎市)は2月21日、規格型平屋注文住宅「IKI(イキ)」の玄関ドアの標準仕様をスマートロック一体型に変更したと発表した。
これまで標準仕様として提供してきた玄関ドアは、スマートロックを後付けで施工しているため、ドアが防火仕様であっても防火設備としての認定が外れ、準防火地域で建築を検討する際に課題となるケースがあった。今回、新たに標準仕様として、YKK AP製 断熱玄関ドア「Venato(ヴェナート)D30」を採用。通常タイプと防火仕様タイプが用意され、複数のデザインから選択することができる。玄関ドアの仕様を変更したことで、品質の安定性を確保。ドア自体とスマートロックでそれぞれ分かれていたメーカー保証も一本化され、万一の際のアフター対応の煩わしさも軽減した。
非接触型のタグキーや、スマートフォンアプリなど、時代の変化に合わせた複数の手段にも対応しており、同社は今後、IKIのIoTプラットフォームとの連携を通じた遠隔での施錠・開錠にも対応させ、さらなる利便性の向上を図るとしている。
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