信州の寒冷地で木と土でつくる伝統構法により快適な温熱環境を作り出す小坂建設は、蓄熱や調湿といった土壁の機能性と“無双窓 ”なども活用した家づくりを実践。施主はシニア層と思いきや‥まだ若い夫婦です。伝統構法は若者にウケない―そんな固定概念は今すぐ捨てましょう。脱炭素が加速するにつれ、断熱化を進める工務店も増えてきましたが、一方で結露などのトラブルも。断熱気密で押さえておくべきポイントをまとめました。
長野でも”エアコンは設置せず” 伝統構法で快適環境を実現
古い蔵などで見かける「置き屋根」と漆喰仕上げの土壁が印象的なM邸は、長野県千曲市の自然環境に恵まれた 230坪という広い敷地に、筋交いや金物、合板を使用しない伝統構法によって建てられた。30代のMさん夫婦が、小学5年生と3年生、1歳の3人の男の子をのびのびと育てながら、健やかな暮らしを営む現代の民家だ。伝統構法にこだわりながら、技術の継承と大工の育成に力を注ぐ小坂建設(長野市)が設計・施工を手掛けた・・・続きはこちら
断熱気密の基本を再確認 “セオリー外れて”トラブル頻発も
脱炭素の報道が活発化するなか、 断熱化に取り組む工務店が増えてきた。 一方で断熱気密のセオリーから外れて結露などのトラブルを招く事例も散在する。 押さえておくべき断熱気密の基本について宮城学院女子大学教授・本間義規氏に聞いた・・・続きはこちら
国内初、3Dプリンタによる建築確認取得の建物を施工
建設用3Dプリンタを開発するPolyuse(ポリウス、東京都港区)は2月15日、国内初の建築確認申請取得建築物の3Dプリンタ施工を実施したと発表した。今回施行した建築物は、MAT一級建築士事務所(群馬県吾妻町)が設計した群馬県渋川市内の物件。建築確認申請が不要な10m2以下のコンテナやユニットハウス、タイニーハウスといった領域ではなく・・・続きはこちら
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