再生可能エネルギー100%の電力を提供するクリーン電力サービスのアスエネ(東京都港区)は2月15日、再エネを推進する丸和建設(鹿児島市)と提携を発表。これにより丸和建設は、事業所で利用する電力を再生可能エネルギー100%電力に切り替える。地元の環境意識を向上させ、地方創生につなげたいとしている。
クリーン電力サービス「アスエネ」は、ブロックチェーン活用のシステムにより希望の発電所を選択できるため、エネルギーの地産地消が可能。丸和建設は、ZEH基準以上の省エネ住宅を提供するなど、SDGsに向けた取り組みを積極的に推進しており、今回、SDGsへのさらなる取り組みとして「アスエネ」を導入。両社の連携を通して、環境に配慮した事業活動の実現を追求し、地域活性、過疎化問題の対策につなげたい考え。
「アスエネ」は、CO2排出量ゼロの再生可能エネルギー100%の電力でありながら、平均10%のコストダウンも実現。既存の送配電線を利用するため、品質を変えずに安定的な電力供給を行うことができる。電力料金や使用量、CO2の削減量をリアルタイムで見える化するなど、一括管理で省エネ対策も簡単。ESG・SDGsの取り組みを推進したい、地産地消を通じて地元を応援したい、という企業が導入することで、企業イメージやブランド価値の向上が図れるという。
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