オフィス・店舗の内装デザイン・設計・施工をワンストップで提供するユニオンテック(東京都港区)はこのほど、同社が提供する「メーカー施工BPOサービス(旧スマート施工)」の流通総額がリリース後、約半年で累計10億円を突破したと発表した。
同サービスは「取付け施工のアウトソーシングで売上増」をキーワードに、メーカー製品の取付け施工を購買から納品まで一括で請負うというもの。取付け業務の一括アウトソーシングにより、製品販売から納品までのサービスレベルの向上と、売上増加、業務効率化を実現できるとしている。
2021年5月にβ版をリリース以降、オフィス空間のあり方の変化や感染症対策、巣ごもり需要の高まりなどから成長が加速。感染症対策・テレワーク関連の集中ブースの取り付け、感染症予防対策コーティング、オフィス機器・製品の取付けなどを中心にサービスを展開し、2022年1月には累計流通総額10億円、累計案件数1500件を突破した。
特に、新製品販売時や新規販売チャネル立ち上げ時などに、同サービスを利用することで、納品オペレーション設計や施工店の管理業務が不要となり、メーカーは後工程を気にすることなく販売促進と製品改善に専念できる。納品業務の変動費化と初期投資抑制を実現するほか、販売量・売上増加や業務負荷の軽減、顧客満足度向上が期待できるという。
同社の豊富な施工実績、ノウハウを生かし、あらゆる取付け工事に対応可能。定期的に研修や品質チェックを実施し、高品質を保証している。施工パートナーネットワークや、ITを活用した案件管理オペレーションも構築している。取付け金額は1件あたり20万円まで。問い合わせから最短2週間で導入可能。
感染症対策や働き方改革に伴い、オフィス関連商品が毎年リリースされているが、納品の遅れなどから販売に支障が出るケースが発生しているといい、同社は同サービスを提供することで、販売活動の加速と施工品質向上による競争力強化、機会損失の解消を図り、より良い製品の普及を支援するとしている。
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