総務省は2月8日、2021年の家計調査を公表した。1世帯(2人以上)あたりの消費支出(月額)は平均27万9024円。前年比は名目0.4%増加、物価変動の影響を除いた実質は0.7%増加となった。
消費支出の内訳の費目のうち、住居は1万8338円で前年比で名目5.5%増、実質3.4%増で、3年ぶりの実質増加。家賃地代、設備修繕・維持などが増加した。
2021年12月の1世帯(2人以上)あたりの消費支出(月額)は平均31万7206円。前年同月比は名目0.7%増加、実質は0.2%減少。前月比(季節調整値)は実質0.1%増加。
費目別の住居は2万2251円で3カ月ぶりの実質増加、前年同月比は実質4.2%増加。このうち、家賃地代は8999円で同5.0%増。設備修繕・維持は1万3252円で同3.5%増で、設備材料は3515円で同16.9%減となったが、工事その他のサービスが同13.9%増加となった。
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