建設物価調査会は2月10日、建設物価建築費指数(2011年に東京で建築された建物の平均を100とする)の2022年1月分をまとめた。
住宅(木造)の工事原価は131.5(暫定)で前月比 0.1%増(+0.2ポイント)、前年同月比13.0%増(+15.2ポイント)。純工事費でみると134.0(暫定)で前月比0.1%増(+0.2ポイント)、前年同月比14.3%増(+16.7ポイント)となっている。
純工事費指数の前月比 0.1%増に対する主要細目の寄与度は、プラス寄与は、木工が+0.06、生コンクリート+0.04、「上記以外の建築細目」+0.01、電線・ケーブル+0.01、衛生配管+0.01等。マイナスの細目は無かった。
また、対前年同月比14.3%増に対する寄与度は、木工+12.08、「上記以外の 建築細目」+1.43、鉄筋+0.26、衛生配管+0.20、電線・ケーブル+0.15等。一方、鉄筋加工組立が−0.01だった。
そのほか、集合住宅(RC造)の工事原価は127.8(暫定)で前月比0.2%増、前年同月比5.2%増。純工事費が128.7(暫定)で前月比0.2%増、前年同月比5.3%増。事務所(S造)の工事原価は125.8(暫定)で前月比0.1%増、前年同月比6.8%増。純工事費は126.2(暫定)で前月比0.1%増、前年同月比6.9%増。工場(S造)の工事原価は126.3(暫定)で前月比 0.2%増、前年同月比6.8%増。純工事費は126.9(暫定)で前月比0.2%増、前年同月比6.9%増となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。