厚生労働省は2月1日、2021年12月分の一般職業紹介状況を公表した。公共職業安定所(ハローワーク)における求人、求職、就職の状況をとりまとめたもの。有効求人倍率(季節調整値)は1.16倍で前月比0.01ポイント増。正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.86倍で前月比0.01ポイント減。有効求人(季節調整値)は前月比1.8%増、有効求職者(季節調整値)は1.6%増となった。
新規求人倍率(季節調整値)は2.30倍で前月比0.17ポイント増。新規求人(原数値)は前年同月比12.2%増だった。
2021年平均の有効求人倍率は1.13倍で前年比0.05ポイント下回った。平均の有効求人は前年比1.6%増で、有効求職者は6.6%増だった。
建設業の一般新規求人状況(新規学卒者除く)は8万1298人(前年同月比7.1%増)。パートを除く常用は7万2080人(同5.1%増)。臨時・季節は4851人(同40.6%増)。パートタイムは4367人(同12.8%増)だった。
このうち、総合工事業の一般新規求人状況(新規学卒者除く)は4万6610人(同9.3%増)。パートを除く常用は3万9781人(同6.5%増)。臨時・季節は4294人(同45.3%増)。パートタイムは2535人(同8.5%増)。
2021年の建設業の一般新規求人状況(新規学卒者を除く)の対前年同月比の推移は、1月の11.9%増から12月の7.1%増まで、すべての月で前年同月を上回る状況だった。
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