6月4日に行われた内閣改造で、国土交通大臣に民主党(参院)の羽田雄一郎氏が就任した。羽田新大臣は同日の就任会見で、東日本大震災の復旧・復興に重点的に取り組む方針を示し、「減災の考え方を取り入れたインフラ整備や被災者の居住確保、持続可能で活力ある地域・国土形成の実現に向けた先導的なまちづくりに全力で取り組んでいく」との方針を示した。
また、所管する分野がエネルギーを大量に消費する分野であるとの認識を示し、前田武志前国交大臣が進めてきたエネルギー抑制の方針を踏襲し、エネルギー政策に関しても積極的に取り組んでいく考えを示した。
羽田氏は東京都出身の44歳。1999年、参院議員として初当選。参院国土交通委員会委員長を務めたこともある。
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