国土交通省は1月31日、2021年の新設住宅着工戸数を発表した。持家、貸家、分譲住宅の全分野で増加し、前年比5.0%増の85万6484戸となり、5年ぶりの増加となった。過去10年間の水準でみると、最も低かった昨年に次ぎ下から2番目。
持家は前年比9.4%増の28万5575戸で、昨年の減少から増加に転じた。貸家は同4.8%増の32万1376戸で4年ぶりの増加。分譲住宅は、前年比1.5%増の24万3944戸。戸建ては7.9%増の14万1094戸で昨年の減少から増加。マンションは6.1%減の10万1292戸で2年連続の減少となった。